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知って得する!お葬式豆知識

2022年5月31日2022年5月31日

「小さなお葬式」に対する考え方は葬儀会社によってまちまち?

最近では、テレビやホームページで「小さなお葬式」に関する情報が少しずつ紹介されるようになりました。
この背景には、少子高齢化・震災による景気の悪化などで、
「費用をかけずに送って欲しい」「うちうちだけの小さなお葬式で」
という方が増えていると考えられます。
ただ、「小さなお葬式」の「小さな」とは、いったいどれくらいの予算、規模、日程で行われることを指すのでしょうか?
これについては、葬儀会社によって考え方がまちまちです。
事実、「弊社は小さなお葬式を得意としています!」という葬儀社のパンフレットには、列席者38人で、総額248万円の葬儀事例が紹介されていました。
はたしてこれは、「小さなお葬式」と言えるのでしょうか?

【所沢市斎場】言葉は間違ってない。でも・・・

確かに、参列者は38人ですから、規模は大きくありません。
でも、総額248万円という金額は、一般の人には大きな金額で、けして小さな金額とは言えないと思うのです。
もちろん、現役時代に銀行の役員をされていた方、毎月、何もしなくても数十万円の家賃収入が得ている方なら、248万円という金額は小さな額かもしれません。
でも、一般の人からすると、「できるだけのことはしてあげたいけど、小さな金額とは言えない」というのが現実ではないでしょうか。
本来なら葬儀業界の代表団体や行政の方で、「これくらいの予算、規模、人数なら小さなお葬式」というルールのようなものがあれば良いのです。
ですが、そういった取り決め事がないために、看板に書いてある「小さなお葬式」の言葉を信じて、悪徳な葬儀社の被害に会う人が多いのも現実です。

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