通夜でのあいさつ Vol.2
2022年5月31日2022年5月31日最近の都会の通夜では、最初から最後まで通夜に参列しているのは喪主とごく限られた親族や、故人と特に親しかった人たちで、
一般の弔問客は通夜が執り行われている間に弔問を済ませて帰るというのが一般的になっています。
特に斎場を借りて行う通夜は、ほとんどがこれにあたります。
このようなときは、喪主は会釈で弔問客にあいさつをするだけで、あらたまったスピーチ形式のあいさつをしないことが多いようです。
【所沢市斎場】参列へのお礼とともに直接、通夜ぶるまいにお誘い
その際の一般弔問客に対する通夜ぶるまいへのお誘いは、葬儀を取りしきっている葬儀社の人や世話役などが、
帰る際にさりげなく「お清めの席を用意してございますので、どうぞ」などと声をかけるようにします。
ただし、通夜が終わったところで、親族や近しい方々には、参列へのお礼とともに直接、通夜ぶるまいにお誘いするようにします。
【所沢市斎場】通夜ぶるまいのお開きのあいさつ
自宅で通夜を行う場合は、あらかじめ、お開きの時間を決め、時間になったら長引かせないように、お開きのあいさつをしましょう。
あいさつは次のような手短なものでかまいません。
「皆さま、本日は、父のためにお集まりいただきまして、ありがとうございました。
おかげさまをもちまして、通夜の儀式も無事滞りなく済ませることができました。
話は尽きませんが、だいぶ夜も更けて参りました。
このあたりで、そろそろお開きにさせていただきたいと存じます。
後は家族で故人を守ります。どうぞお足もとにお気を付けて、お帰りくださいませ。
なお、葬儀·告別式は明日、午前十時半より当所にて執り行います。
ご都合がよろしければ、見送っていただきたいと存じます。
本日は、まことにありがとうございました」
【所沢市斎場】簡潔なあいさつを心がけます
あいさつはなるたけ簡潔なものを心がけましょう。
ただし、最近は通夜のみに出席し、葬儀には参列しない場合も増えているので、弔問のお礼など必要な事項は漏らさず述べましょう。
弔問のお礼には「ご多忙の中」 「あいにくの雪の中」といった謝意を表すことばを添えるとよいでしょう。
【所沢市斎場】落ち着いてあいさつを
取り込んでいて慌ただしいことも多いのですが、せかせかせず、落ち着いてあいさつを述べるようにします。
数字はゆっくり言う、平易なことばに言い換えるなどの点にも留意してください。
【所沢市斎場】生前エピソードは省略しても大丈夫
故人の死因や最期のようす、生前のエピソードなどにふれるのが普通ですが、つらすぎて話したくない場合は、省略してもかまいません。
【所沢市斎場】通夜ぶるまいの有無を伝えます。
通夜ぶるまいの用意がある場合はそのことを伝えます。
通夜ぶるまいに出席しない人が多そうなときや、知らせが徹底していない恐れがあるときは、このときに葬儀·告別式の案内を入れます。