法要でのあいさつ
2022年6月06日2022年6月06日葬儀·告別式を終えた後の故人の供養を法要といいます。
仏教では、亡くなった人は七日目ごとに審判を受け、死後四十九日目に極楽行きか地獄行きかが決められるといわれます。
【所沢市斎場】忌明けの四十九日まで、7日ごとに法要を営みます
遺族は、亡くなった人が仏として成仏するとされる忌明けの四十九日まで、七日ごとに法要を営みます。
初七日は亡くなってから文字どおり7日目で、以降14日目を二七日、21日目を三七日、28日目を四七日、35日を五七日、42日目を六七日、49日目を七七日と呼びます。
【所沢市斎場】初七日、七七日 (四十九日)は正式な法要を行います
このうち、重要とされる初七日、七七日 (四十九日)は僧侶を呼んで正式な法要を行います。
それ以外は、身内だけで供養する場合が多いようです。
また最近では、初七日法要を葬儀の日の骨上げの後に合わせて行うケースも増えています。
忌明け後は百か日、新盆、そして一周忌、三回忌、七回忌といった年忌法要が続きます。
【所沢市斎場】法要後は精進料理、招待者には引き出物を用意
法要は親類や僧侶に相談しながら決めます。
法要を行う忌日は亡くなった日を入れて数えますが、出席者の都合を考えて、直前の休日に行うのが一般
的です。
場所は自宅もしくは施設を借りて行い、法要後は精進料理などの食事を出します。
また、招待者には引き出物を用意します。3000円から5000円ぐらいの日用品や商品券が多いようです。
案内状は身内にも出すのが礼儀。先方の予定もありますので、ひと月前には出しましょう。
【所沢市斎場】挨拶の心得
法要のあいさつは、法要が終わり、もてなしの宴が始まるときにする場合が一般的です。
通夜·告別式でのあいさつが故人の生前の話を軸にまとめるのに対し、法要では時間が流れるにしたがい、遺族の葬儀からこれまでのことが話の中心になっていきます。
また、葬儀から日の浅い法要では、葬儀の際、十分できなかったお礼や、不備をわびておきます。
また、宴の終わりには、簡単なお開きのあいさつを行います。
【所沢市斎場】法要ではマイクはあまり使用しない
告別式の際はマイクを使用してあいさつすることが多いのですが、法要は規模が、その時よりは会場が小さい事が多いので、直接参列者の前で行うことが多いでしょう。
マイクを使用しない分、大きな声ではっきりと話すようにします。人数がさほど多くなくても、小さな声は禁物です。