告別式でのあいさつ
2022年5月31日2022年5月31日元来、葬儀と告別式は別の意味を持っていました。
葬儀は死者を葬る儀式で、宗教、宗派によりやり方や意味合いが違っています。
一方、告別式は、生前故人と親しかった人たちが最後の別れを告げる儀式とされています。
告別式も、宗教、宗派によって式次第はさまざまですが、仏教では、一般的に遺族や親しい人が集まり、読経や焼香を重ね、故人の成仏を祈る儀式です。
【所沢市斎場】葬儀が終わった後すぐに告別式を行うのが一般的
最近では弔問客への負担を考慮し、葬儀が終わった後すぐに告別式を行うのが一般的になってきています。
またおおがかりな葬儀で準備に時間が必要な要な場合や、なんらかの事情ですぐに葬儀ができないようなときは、まずごく内々の親しい人間で密葬を行い、火葬まで済ませてしまいます。
その後、本葬を行いますが、密葬から本葬までの日数は、一~三週間ほどで、事情によってさまざまです。
社葬や団体葬の場合は、葬儀の準備に十分な時間をとることが多いようです。
【所沢市斎場】式次第、席次,焼香の順番と人数をしっかり打ち合わせ
葬儀·告別式を執り行うにあたっては、ほとんどの場合は葬儀社に依頼し、任せることになりますが、喪主は世話役代表とともに、式次第、席次、焼香の順番と人数などを葬儀社としっかり打ち合わせをしておく必要があります。
そして、告別式で述べる喪主のあいさつの準備もしなければなりません。
【所沢市斎場】あいさつの心得
葬儀·告別式の式次第や形式は、その土地や宗派、または会葬者の人数によって違ってきますが、大きな流れはそれほど変わりません。
「個人葬の場合は、葬儀と告別式を続けて行う場合が多いので、喪主のあいさつは、告別式の最後にするのが一般的になっています。
また、最近では、告別式の最後でなく、出棺の前に行うことも増えています。
【所沢市斎場】親族代表や世話役代表があいさつしてもかまいません
あいさつの内容は、通夜でのあいさつと重なることが多くなりますが、故人との別れをする正式な儀式ですから、通夜のときよりも形式的であらたまったものにします。
本来、喪主があいさつを述べるのが正式ですが、喪主が高齢であったり、逆に若すぎる場合は、親族代表や世話役代表があいさつしてもかまいません。
【所沢市斎場】あいさつの内容は無理せず原稿を準備
あいさつの内容は、参列者へのお礼を中心として、故人の生前のようすや人柄、別れのことばやメッーセージを添えます。
あいさつに盛り込みたいことを整理し、なるべくコンパクトにまとめます。時間は長くても三分前後が目安です。
無理に暗記しなくても、紙に書いた原稿を読んでもかまいません。
悲しみのあまり思うように話せないときなどは、簡単なお礼だけでも十分です。
ただし、このような場合には、最後に満足なあいさつができなかったことへのおわびを述べましょう。
また、後日あらためてお礼をする旨のことばを添えるようにします。